Atelier ネネムの日記

子供のための絵画造形のいろいろ

芋の絵 観察画

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お芋の観察画は私のお気に入りで、毎年取り入れています。

 

芋掘りで掘った芋を教室に置いておいて、見ながら描きます。

 

やり方は、みんな一斉に描いて、一斉に色を順に作って塗っていきます。

 

1、クレパスで芋のアウトラインだけ描きます。

2、一人に一つずつパレットが用意できれば、まず黄色の絵の具を出して皮の剥けた中身が覗いているところを塗りましょう!と声をかけます。

3、次にパレットの別の場所に赤い絵の具と青い絵の具を出して混ぜて紫色を作ります。赤と青の割合によって、できる紫の色が違うことを伝え芋の色をよく見せます。

(赤が多めがいいよね、と確認)つるも紫なので、そこも忘れず塗ります。

4、最後に初めの黄色い絵の具のところに青い絵の具を混ぜて緑にします。

葉っぱや蔓をぬります。

 

このやり方だと、2色出せる場所があればいいので、パレットがなくても大丈夫です。

絵の具を自分で出すのが難しい場合、大きな容器に絵の具を出しておいて筆を一つ挿しておきましょう。そこから、そこに挿してある筆で自分のパレットにとって自分の筆で混ぜます。

 

自分で色を作ること。混ぜた時の感動や一人ずつ色が微妙に変わることなど

素晴らしい体験が詰まってます。

出来上がった絵もみんな個性が光って素敵です。

 

対象 年長 (年中年少は色を紫だけにするとよい)

 [ 絵の具 / 赤・青・黄  /筆/水入れバケツ/雑巾/クレパス

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